ZEH住宅のメリット・デメリットを紹介!後悔しないためのポイントも解説

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ZEH住宅は光熱費の大幅削減や環境への貢献など、魅力的なメリットが多くあります。

しかし、一方でデメリットも存在します。せっかくマイホームを建てるのですから、後悔しないためにも、ZEH住宅のメリットとデメリットもしっかり理解しておきましょう。

この記事では、浜松市でZEH住宅を建てる際に知っておきたいメリットを5つ、デメリットを3つ紹介します。後悔しないためのポイントも解説しているので、参考にしてみてください。

また、以下の記事ではメディア厳選、浜松市でおすすめの注文住宅会社を紹介していますので、気になる方は参考にしてみるといいでしょう。

目次

ZEH住宅とは?

ZEH住宅は、『Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)』の略称です。年間の一次エネルギー消費量を実質的にゼロ以下にすることを目指した住宅を表します。

つまり、使用するエネルギー量と、創出するエネルギー量を年間を通して収支ゼロにすることを目標としています。このZEH住宅は、省エネ性能の高い住宅と創エネ設備を組み合わせることで実現可能です。

ZEH住宅を建てる5つのメリット

まずは、ZEH住宅の5つのメリットを見ていきます。

それぞれ見ていきましょう。

光熱費が大幅に削減できる

ZEH住宅は、年間の光熱費を50%以上削減できる可能性を秘めた住宅です。住宅の規模や性能、設備の種類、地域、日当たりなどによって異なるものの、事例も多く報告されています。

たとえば、国土交通省の試算によると、東京23区でZEH住宅に住む場合、年間の光熱費は約23万円と試算されています。これは現行の省エネ基準の住宅(約36万円)と比べて、約38%の削減です。

さらに、太陽光発電システムを設置した場合には、年間の光熱費を約15万円まで削減できる可能性があります。(参考元:国土交通省

一年中快適な室温を保てる

ZEH住宅は、一年中快適な室温を保てるのもメリットです。

  • 高断熱・高気密性能による室温の変化の抑制

ZEH住宅は、外壁・屋根・床などに高性能な断熱材を使用します。隙間を徹底的になくすことで、住宅からの熱の出入りを大幅に抑えられるのが特徴です。

そうすることで、夏は涼しい空気が逃げにくくなり、冬は暖房で温めた熱が逃げにくくなります。

  • 適切な換気システムによる快適な空気環境

ZEH住宅には、熱交換型換気システムなどの高性能な換気システムが導入されています。熱交換型換気システムは、室内の汚れた空気を排出し、外気の熱を回収して室内に送り込む装置です。

そのため、冬は暖房の効きが良くなり、夏は涼しい空気を室内に取り入れられます。その結果、常に快適な空気環境を実現可能です。

  • 断熱性能と換気システムのバランス

ZEH住宅では、高断熱性能と適切な換気システムをバランスよく設計することが重要です。断熱性能が高すぎると、室内の湿気がこもりやすくなり、カビやダニが発生する原因となります。

一方、換気システムが十分に機能していないと、室温や湿度がコントロールできず、快適な住環境を維持できません。ZEH住宅の設計者は、断熱性能と換気システムのバランスを考慮し、一年中快適な住環境を実現できるよう設計を行います。

災害時の電力供給にも役立つ

ZEH住宅は、太陽光発電システムや蓄電池を組み合わせることで、災害時にも電力供給を確保できます。

  • 太陽光発電システムによる自家発電

ZEH住宅には、太陽光発電システムを設置します。太陽光で発電した電力は、住宅で使用可能です。

そのため、停電が発生した場合でも太陽光発電システムがあれば、自家発電した電力で照明や家電製品を使用できます。

  • 蓄電池による電力の貯蔵

ZEH住宅には、太陽光発電で発電した電力を貯蔵できる蓄電池を設置できます。蓄電池があれば、日中に発電した電力を夜間に使用できます。

また、災害時に停電が発生した場合でも、数日間電力を供給できます。

  • 省エネ性能による電力消費量の削減

ZEH住宅は、高断熱・高気密性能と省エネ設備を導入することで、従来の住宅と比べて電力消費量を大幅に削減できます。そのため、災害時に限られた電力でより多くの生活を営めます。

住宅の資産価値が向上する可能性がある

ZEH住宅は、資産価値向上というメリットも期待できます。ZEH住宅は、高断熱・高気密性能と省エネ設備を導入することで、従来の住宅と比べて電力消費量を大幅に削減できるのが魅力です。

そのため、購入後の光熱費を抑えられ、ランニングコストが低い住宅として評価されます。

また、ZEH住宅は、CO2排出量を削減できる住宅として評価されています。そのため、環境意識の高い購入者にとって魅力的な選択肢です。

政府の補助金制度を活用できる

ZEH住宅は、政府の補助金制度を活用することで、初期費用を抑えられます。2024年度現在、ZEH住宅の補助金制度は、主に以下の2つの制度です。

  • 戸建住宅ZEH化等支援事業

対象は、ZEH住宅の新築、既存住宅のZEH化です。補助額は最大55万円、申請は2024年4月26日~2025年1月7日となっています。

  • 次世代ZEH+実証事業

対象は、次世代ZEH+住宅の新築です。補助額は最大100万円、申請は随時受け付けています。

ZEH住宅を建てる前に知っておきたい3つのデメリット

次に気になるZEH住宅の3つのデメリットを見ていきます。

それぞれ見ていきましょう。

初期費用が高くなる

ZEH住宅は、高断熱・高気密性能を実現する高性能な建材や設備を採用します。そのため、従来の住宅と比べて初期費用が高くなってしまうでしょう。

初期費用が高くなる要因は以下のものが挙げられます。

  • 高性能な断熱材や気密材

従来の断熱材よりも性能が高い断熱材や、隙間を少なくする気密施工にはコストがかかります。

  • 省エネ設備

高効率のエアコンや給湯器、照明器具などは、従来の設備よりも高価です。

  • 太陽光発電システム

太陽光発電システムを設置するためには、初期費用がかかります。

  • 設計料や施工費

ZEH 住宅は、省エネ性能を確保するために、通常の住宅よりも複雑な設計が必要となる場合があります。その場合、設計料や施工費が高くなるでしょう。

設計や間取りに制限がある

ZEH住宅は、高断熱・高気密性能を実現するために、従来の住宅と比べて設計や間取りに制限があります。

具体的には、以下のような制限が考えられます。

  • 窓の大きさや配置

熱の出入りを抑制するために、窓の大きさや配置に制限がかかる場合があります。南側に大きな窓を設けたい場合などは、ZEH住宅では難しいかもしれません。

  • 吹き抜け

吹き抜けは、開放感がありますが、熱の出入りが多いため、ZEH住宅では避けられることが多いです。

  • 動線

断熱材や設備スペースを確保するために、動線が限定される場合があります。

  • デザイン

高断熱・高気密性能を実現するために、デザインに制限がかかる場合があります。たとえば、外壁に凹凸があると断熱性能が低下するため、シンプルなデザインになることが多いです。

設備のメンテナンス費用がかかる

ZEH住宅は、高断熱・高気密性能と太陽光発電システムなどの省エネ設備を備えた住宅です。これらの設備は、快適な住環境と省エネ効果を実現するために必要不可欠です。

しかし、定期的なメンテナンスが必要であり、点検や交換などランニングコストが発生します。このような費用を踏まえるとZEH住宅は価格が相対的に高くなってしまうのが実際です。

ZEH住宅を建てる際の後悔しないためのポイント

デメリットを理解したうえで、ZEH住宅を建てる際の後悔しないためのポイントを見ていきましょう。

それぞれ詳しく紹介します。

長期的な視点で考える

ZEH住宅で失敗しないためには、長期的な視点で考えることが重要になります。

たとえば、ZEH住宅の最大のメリットは、省エネ効果と光熱費削減です。長期的な視点で考えると、光熱費削減による節約額は、初期費用の差を十分にカバーできる可能性があります。

また、ZEH住宅には、太陽光発電システムや蓄電池などの設備メンテナンス費用がかかります。これらのランニングコストも考慮した上で、予算を立てるようにしましょう。

ZEH住宅は、省エネ性能の高い住宅として評価が高く、資産価値も向上する傾向があります。将来的な住み替えや売却を視野に入れた場合、資産価値も考慮すると安心です。

複数の住宅会社を比較検討する

ZEH住宅で失敗しないためには、複数の住宅会社を比較検討し、自分に合った家を見つけることが重要です。複数の住宅会社を比較検討することで、以下のメリットがあります。

  • 希望に合った住宅を見つけられる

ハウスメーカーによって、得意なデザインや間取り、設備などが異なります。複数の会社を比較すると、希望に合った住宅を見つけられるでしょう。

  • 価格を比較できる

住宅会社によって、見積もり金額が大きく異なる場合があります。複数の会社から見積もりを取ることで、最適な価格でZEH住宅を建てられるでしょう。

  • アフターサービスを比較できる

住宅会社によって、アフターサービスの内容や体制が異なります。複数の会社を比較することで、安心して任せられる会社を選べるでしょう。

浜松市の家づくりなら花みずき工房がおすすめ

ここまでZEH住宅についてみてきました。ZEH住宅にはメリットだけではなく、デメリットも存在します。デメリットを理解したうえで、ZEH住宅を建てるようにしましょう。

ZEH住宅が気になるあなたにおすすめなのが、花みずき工房です。

出典元:花みずき工房
スクロールできます
項目詳細
名称株式会社 花みずき工房
所在地静岡県浜松市中央区大平台2-48-33
設立年月日1994年8月
公式サイトhttps://www.hanamizukikobo.co.jp/

花みずき工房は、浜松市・静岡市を中心に注文住宅を手がける住宅会社です。『自然素材をふんだんに使った家づくり』と『子育てしやすい家づくり』に力を入れています。

気になる方はぜひ、以下のボタンから公式サイトをチェックしてみてください。

口コミ

エアコンの使用頻度は減り、周り近所の音は気にならなくなりました。
今年の夏は、雨が多かったですが家の中は湿気でベタベタせず快適でした。

引用元:マンションコミュニティ

こちらの方は、高気密高断熱住宅の快適さに満足しているようです。高気密・高断熱性能により、エアコンの使用頻度が減り、周りの音も気にならないのは嬉しいポイントといえます。

また、室内の湿度をコントロールし、結露やカビの発生を抑え、快適な室内環境を維持できているのもメリットのようです。

また、以下の記事では花みずき工房の会社の特徴や施工事例を詳しく解説していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

まとめ

今回は、ZEH住宅について紹介してきました。メリット・デメリットの両方を理解したうえで、ZEH住宅を建てるかを検討しましょう。

また、ZEH住宅を建てるなら花みずき工房がおすすめです。花みずき工房は、無垢材や珪藻土、漆喰など自然素材をふんだんに使用した家づくりにこだわっています。気になる方は完成見学会などに参加してみてください。

本記事があなたのお役に立てれば幸いです。

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